2009.05.13 これが 儲かる軸馬 だ!
●「たくさん当たって儲かる競馬」がコンセプト。訪問者が増え続けるブログをめざしています。
●このブログのメインコンテンツは「軸馬情報」です。そして管理人はその頭に「儲かる」を付け加えています。これはだれでも案外と錯覚を覚えるのですが例えば3着内率が70%を超えている軸馬であれば馬券が的中する確率は高いのですぐれた軸馬だと思いこんでしまうことです。当たる馬券と儲かる馬券は違うんです。この違いは軸馬の単複の回収率に表れてくるんですよ。
つまり3着内率が70%を超えている軸馬でかつ単複の回収率が100を超えているときは理想的な優れた「軸馬」と言えるのです。私の常套句である「たくさん当たって儲かる」軸馬ということになります。
[AADC]という基本データがあります。2008/10/11からの通算の実績は以下のとおりです。
●通算 245頭
1着:82頭 単勝率:33.4% 配当:28,180円 回収率:115.0%[本年:120.4%]
2着:50頭 連対率:53.8%
3着:29頭 複勝率:65.7% 配当:24,910円 回収率:101.6%[本年:094.0%]
これは儲かる軸馬の条件をほぼ満たしている優れたデータのひとつです。
この基本データは先週から拡充して調教師の戦歴からも軸馬を抽出することになりましたので今後実績値は多少変化してくるものと考えられます。通算で単勝の回収率が120に乗ってくるものと期待しています。
●実はデータを拡充したためにTARGETでいろいろと検証作業をしていたところ冒頭で書きました「当たる馬券」と「儲かる馬券」の極端な例がみっかったので紹介しておきます。馬券作戦の上でも有効だと考えます。
●[AADC]新データ 540頭[過去のデータの分析・検証ですので未来を保障するものではありません]
1着:175頭 単勝率:32.4% 回収率:127.2%
2着:094頭 連対率:49.8%
3着:086頭 複勝率:65.7% 回収率:106.9%
このデータをマイニング1位とそれ以外の2分類してみました。
●[AADC]新データ:マイニング1位のとき。197頭
1着:081頭 単勝率:41.1% 回収率:095.1%
2着:033頭 連対率:57・9%
3着:050頭 複勝率:74.6% 回収率:097.1%
●[AADC]新データ:マイニング2位以下のとき。343頭
1着:094頭 単勝率:27.4% 回収率:145.7%
2着:061頭 連対率:45.2%
3着:053頭 複勝率:60.6% 回収率:112.5%
●[AADC]新データ:マイニング1位のとき。[3連複:1頭軸5BOX流し]
●3着内率が74.6%あっても「3連複」の回収率は77.1%しかないのです。ただしこのデータに限ってのことかもしれませんがね。。管理人はすべてデータでこうなるとは一切申していませんので念のため。(笑)
●[AADC]新データ:マイニング2位以下のとき。[3連複:1頭軸5BOX流し]
いま流行りのJRA-VANのデータマイニングで[AADC]を切り込んでみましたらこのような結果がでました。こと回収率のみを前提にして考えるとマイニング2位以下を対象にするのがベターと思われるのだが。 この場合 単勝1人気の指標よりも当たらなくなるので「たくさん当たって儲かる競馬」を否定することになるんですよね。これは根本的な問題なので痛し痒しといったところです。。
ここで結論を求めるのはやめておきましょう。
競馬予想のウマニティ
2009.04.14 これが クオリティ データ だ!
●「たくさん当たって儲かる競馬」がコンセプト。「勝ち組」が続出するブログをめざしています。
●競馬に勝つためには「質」のよいデータを見つけましょう。そして「控除率ZEROの状態」にして単勝1人気よりもたくさん当たって単複の回収率が100を超す「儲かる軸馬」から馬券を買えば馬券収支がプラスになる可能性は大きいですよ。というのが善福寺の主張のあらましで随所でくどいほど述べてまいりました。
この「質」のよいデータのことを善福寺はクオリティ データと称していますが、その意味合いを言葉で説明するよりもデータそのものをお見せした方が納得がいくのではないかと考え公開することにしました。ここで公開するデータは善福寺のオリジナルではなく、Web上あるいは予想ソフトから出力したもので誰でも入手できるものです。それぞれのデータの取扱は使用規約に基づくものとします。
●買い目は◎1頭軸の5点流しです。
●期間:2008/01/05~2009/04/12
AADC[全レース] 的中率 回収率 的中率 回収率
[単 勝]1079/3920 27.5 96.1 538/1758 30.6 105.4 [フィルタ]
[複 勝]2279/3920 58.1 95.1 1089/1758 61.9 97.5 [フィルタ]
[馬 連]1237/3920 31.6 97.3 594/1758 33.8 98.3 [フィルタ]
[WIDE]2047/3920 52.2 95.6 969/1758 55.1 99.3 [フィルタ]
[馬 単]0739/3920 18.9 95.8 364/1758 20.7 105.1 [フィルタ]
[3連複]1017/3920 25.9 108.5 456/1758 25.9 108.8 [フィルタ]
[3連単]0315/2865 11.0 116.0 165/1448 11.4 112.4 [フィルタ]
CKDC[ダ・全レース] 的中率 回収率 的中率 回収率
[単 勝] 654/2167 30.2 105.8 557/1655 33.7 109.2 [フィルタ]
[複 勝]1267/2167 58.5 93.0 1040/1655 62.8 94.6 [フィルタ]
[馬 連] 746/2167 43.4 102.6 631/1655 38.1 101.2 [フィルタ]
[WIDE]1165/2167 53.8 90.5 963/1655 58.2 92.7 [フィルタ]
[馬 単] 473/2167 21.8 109.9 410/1655 24.8 114.7 [フィルタ]
[3連複] 623/2167 28.7 102.2 532/1655 32.1 107.7 [フィルタ]
[3連単] 204/1457 14.0 131.2 176/1078 16.3 158.9 [フィルタ]
●左は生データで右はフィルタをかけています。相対的に回収率を押し上げています。
フィルタは「控除率ZEROの状態をつくる」ために善福寺が独自に設定したものです。
タイトルどおり これが クオリティ データ だ!
競馬予想のウマニティ
2008.12.18 システム競馬考
2008.12.17 システム競馬考の続きです。
それでは、管理人のデータをベンチマークして測定してみましょう。
ベンチマークは[馬連]と[ワイド]です。
単勝[1人気][2人気][3人気]をBOXで買った場合の、[馬連]と[ワイド]の的中率と回収率を計算してみました。
人気の[馬連]と[ワイド]の的中率と回収率の数値は吉田章太郎氏のブログに掲載されているものを使用させていただきました。
●[馬 連]のベンチマーク
[人 気] レース的中率:29.8% 回収率:75.2% [3379レース]
[AADC] レース的中率:22.1% 回収率:92.9% [2934レース] ◎ ○ ▲ BOX
[CKDC] レース的中率:23.2% 回収率:91.8% [2935レース] ◎ ○ ▲ BOX
●[ワイド]のベンチマーク
[人 気] レース的中率:54.8% 回収率:78.9% [3379レース]
[AADC] レース的中率:44.5% 回収率:97.9% [2934レース] ◎ ○ ▲ BOX
[CKDC] レース的中率:44.9% 回収率:91.1% [2935レース] ◎ ○ ▲ BOX
ベンチマークした結果をみると管理人がめざしている「控除率ZEROの状態をつくる」には10ポイントほど足りず理想の実現にはほど遠いものがあります。それでもワイドの[AADC]は100まであと一歩のところにきているので可能性を星につなげていきたいと思います。
[注]基本データ[AADC]は[MADC]の名称を変更したものです。
結果をクラス別・場所別でみると100を超えているのがありますが、年ごとの変動を考慮すると「いいとこどり」になってしまうのでこのチョイスはやめておきます。
全レースを対象にして回収率100を確保するのが難しければつぎの手立ては対象を半減させてみる、あるいは対象レースはぐんとへりますが高精度な軸馬を核にして検証してみると面白い結果が期待できるかもしれません。実は軸馬を核にしたベンチマークが抜群の結果を残しています。今のところサンプルが少ないので公開はしばらく控えますが春競馬が終わるころには発表しますので楽しみにしてください。
皆さんもご自分の使用しているデータの「質」をベンチマークして測定してみてください。少なくとも回収率が90以上ないと儲かる可能性は非常に少ないと考えた方がよいでしょう。ましてや人気のパフォーマンスより劣るようでしたら、その可能性は全くないと断言します。また競馬を理論構築してデータの研究開発をされている方は回収率100を目標にしてください。これを制した者は真の競馬・馬券の王道を歩むことができるでしょう。
2008.12.17 システム競馬考
2008.12.16 システム競馬考の続きです。
そうであれば、控除率ZEROの状態をつくればよいだけのことになります。
競馬の楽しみ方・予想の方法は千差万別です。共通しているのは何らかのデータを基にして予想を組み立てているデータ派が感性派に対してファンの相当数を占めているといっても過言ではないでしょう。
伝統的な新聞の印の活用派・コンピ指数、スピード指数などの指数派・予想ソフトの出力したデータの活用派、さらに独自の理論を構築して導き出したデータ派などなどです。
これは、競馬データと相性の合うパソコンとJRA-VANなどはインターネット環境がもたらした賜物と言えます。
ところで、皆さんがお使いの「データ」の質について測定したことがあるでしょうか。案外とこの部分がおろそかにされている気がしてなりません。
独自の理論を構築して導き出した自慢のデータの質を測定したところ単勝1人気のベンチマークに劣る結果がでてショックを受けたなんてことが意外と多いものなんです。[ベンチマーク」についてはカテゴリの「はじめに」をお読みください。
データの質を測定して競馬のベンチマークを上回り、回収率が100を超えているものがあれば異論があるかもしれませんが 「控除率ZERO」 の状態と同じとみなしてよいと考えます。全レース買って100ですから、何らかの方法でレースを絞れば勝てる可能性が十分にあります。根本的な問題ですが競馬で勝つ要諦は、質のよいデータを見つけること あるいは独自の理論を構築してよいデータを作ることに尽きると思います。
つづく。 次回は具体的にデータをベンチマークしてみます。
カテゴリの[競馬考]でこのテーマについて少しづつ考えていきます。
ポチしてくださると元気がでます。
2008.12.16 システム競馬考
株やFXの世界には、システムトレードという方法があります。これは、過去の傾向からあらかじめルールを導きだし、それに従ってトレードをするというものです。ルールがすべてなので、ルールを知っていれば同じパフォーマンスをだせるというのが特徴です。
これに対してシステムベット[System Bet]というのを考え志向していきたいと思います。すなわち競馬を「投資」として考えるということです。
「投資競馬」の言葉にはかなり温度差があるようです。主としていわゆる「追い上げ方式」などの投資法をさして投資競馬と考えている競馬ファンが多いのではないでしょうか。
世間では「競馬は儲からない」という考え方が支配しています。その理由は控除率が20~25%あるからです。ですから「競馬」と「投資」という言葉の認識はまったくないと考えた方が良いでしょう。
それでは、その反対の立場にたって仮に「競馬」に控除率がZEROであったならばどうなるのでしょうか。一種のゲームですから負ける人がいればちょっと工夫すれば勝つ人が続出するのは明らかです。
そうであれば、控除率ZEROの状態をつくればよいだけのことになります。
つづく。
カテゴリの[競馬考]でこのテーマについて少しづつ考えていきます。